長野県小川村で、有機JAS認証を取得し、有機農業に取り組んでいます

2013年2月22日金曜日

取材で村内まわり

今日は村のパンフレットの取材の日だった。
役場の方とデザイナーさんと結と一緒。
行ったことのない地域ばかりだった。
同じ村だし、ほとんど山や畑だから
自分の住んでいる地域とそんなには
変わらないだろう、と思っていたけれど
山のかんじも木のかんじも
集落のかんじも全然違っていたのに驚いた。
すごく新鮮で、村内を探検したい、
という欲求がむくむくと湧いてきた。



菅沼という地区。すごくきれい。
ここで生まれ育った73歳のおじいちゃんの話を聞いた。
昔の小川村の農業の様子などを話してもらった。
大小豆、麦をつくっている地域、
それよりすこし標高が高くなると麻とそばをつくっていたという。
養蚕も盛んで、立ってるのがやっと、という斜面で
蚕のえさとなる桑を育てたという。
そのほか、たばこ、ホップもつくっていたらしい。
それより前になると柿や楮もよくつくったとのこと。
聞けば聞くほど、昔の小川村の風景というのが
見えてきておもしろかった。

最近、どんな風に野菜を売ったらいいのかな、とか
どんなやりかたで農園と暮らしを両立できるかな、とか
ぼんやり考えるんだけれど、
今日、村の人の話を聞いて「自給農家」について考えることが
我が家にとっても、村にとっても
何かヒントになるような気がした。

こうやって人と話すことで、新しいことを思いつくことができる。
取材で行ってるんだけど、それ以上に意味があるなあと思いました。

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