長野県小川村で、有機JAS認証を取得し、有機農業に取り組んでいます

       

  ごあいさつ  

   
 

本州のへそからコンニチハ。麦ダンス農園です

本州のへそ

長野県北部、長野市と白馬村のほぼ中間に位置する小川村。
北アルプスの眺望が美しく、豊かな自然と人々の素朴な暮らしが今も生きている小さな村です。

そんな小川村へ2009年に引っ越してきました。
3年間の農業研修の後、2012年に独立し有機農業に取り組んでいます。

信州小川村・・・環境

信州小川村

小川村は、面積のほとんどが山林です。標高が500~1000mと高低差があるため傾斜地が多く、一枚一枚の畑の面積が小さいこともあり、大規模な農業には適していませんが、昔ながらの自給自足型農業が今も続き、日本の里山の風景が残っています。

昼夜の温度差が大きく※1、粘土質土壌で※2、山間地域である※3ため、この地域の野菜はおいしいと評判です。

  • ※1 一般的に昼夜の温度差が大きいと野菜は美味しくなると言われています。これは夜温が低い方が、呼吸による光合成産物の損失が少なくなることによります。昼間に適当な温度に恵まれ、夜温が少し低めの地域であれば、光合成量が多く、夜の呼吸による光合成産物のロスが少ないため、光合成産物が種実、果実、塊茎など光合成産物の貯蔵器官にたくさん蓄えることが期待できます。
  • ※2 粘土質土壌では土壌の保肥力が高く、ミネラルなどの微量成分も多く含み、健全な野菜の生育を助けます。
  • ※3 山間地域では自給農家が多く、旬や風土を大切にした環境に負荷の少ない生産方法のため、土壌の疲弊や地下水汚染などは起こりにくいと考えられます。

有機栽培・・・技術・手法

麦ダンス農園では農薬・化学肥料の使用は一切行わず、適地適作、旬を大切にした栽培を行っています。
日本農林規格の有機JAS認証を取得し、有機農産物として生産販売しております。
有機栽培を支える技術として、当農園が大切にしていることは3つ。

  • 土壌診断による化学的根拠に基づく肥料設計
  • 野菜の旬を守り、植物自体に無理のかからない栽培
  • 過剰な収量を求めず、野菜の低品質化、土壌汚染の原因となるチッソ過多栽培の防止

以上のことを守り、食べる人・作る人・環境にやさしい野菜作りを実践しています。

土壌診断の結果チャート
ズッキーニ

土壌診断の結果をチャートで示したもの。この診断をもとに土壌改良を行う。土壌の化学性を整えるためには欠かせない作業

活力は人材・・・スタッフ

たくさんの仲間

麦ダンス農園の最大の魅力は様々な人の力の結集です。農作業、収穫作業、出荷作業など多くの人手が必要ですが、畦草刈りには草刈り名人の地元のおじさん、出荷作業にはチームワーク抜群の明るいママたち、収穫作業や力仕事には農業に関心を持ち移り住んできた若者など多種多様な人たちが支えています。

たくさんの仲間と価値を共有し、適材適所で力を発揮していくことが“いい仕事”につながっていきます。このマンパワーこそが麦ダンス農園の宝物。活力ある地域の源となって今後も発展していきます。

農園の思い・・・理念

農園主

農園主・大沢収。1977年生まれ、東京都東村山市出身。2009年より農業を目指し、小川村へ移住。3年間の農業研修を経て2012年より就農。10~20代は放浪好きでインド、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドなどへ渡航。現在は腰を据え、農業に専念中。好きなこと、ジャンベ(アフリカの太鼓)、温泉、ビール。嫁、二人の娘と四人暮らし。

なぜ、農業適地ではない山間地域で農業をやるのか?
面積の約7割は森林で占められ、棚田のような小さな畑が点在しているここ小川村では、作業効率の面から見ると決してよいとは言えません。

また、農業従事者の高齢化に伴い、山間地域の農業は今、加速度的に衰退の一途をたどっています。しかし効率だけを求めて山間地域の疲弊を進めていいのだろうか?人の手が入らない山や田畑は荒れ、獣害は増す一方、治水能力を失った土壌は集中豪雨による土砂災害の頻度を高めています。人々の暮らしを支えていた里山の姿が今、崩れ去ろうとしています。
この日本の原風景を守り、維持していくとこが麦ダンス農園の使命だと思うようになりました。

自然の恵みと共に歩んできた日本人のDNAをしっかりと受け継ぎ、次世代へ伝え残すこと、農業という形で持続可能な社会へ貢献していくこと、それが麦ダンス農園の思いです。

農業を始めるとは考えもしていなかった20代の後半。ビール醸造に興味があり、埼玉県小川町の地ビール工房へ暇をみつけては通っていました。
そこでは醸造に使うライ麦を自家栽培しており、畑仕事の手伝いをさせて頂いたことがありました。

収穫間近、自分の背丈より大きく育ったライ麦の穂が風に揺れる様は、まるで踊っているように見えました。

「麦のダンスだな~」と麦畑で思ったことを憶えています。

ここ長野県小川村は古くから粉もの文化が伝わっています。
小麦粉を使ったおやきやうどんなどの郷土食が今も日常的に作られ、あちこちの畑で小麦が栽培されています。

小川村で就農するに当たり、印象深かった小川町の風景と小川村の風景が重なり、「麦ダンス農園」と名付けました。

意味としてはFarm Dancing Wheatであって、麦の箪笥(タンス)農園ではありませんので、お間違えなく(笑)。

 
 
 
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