長野県小川村で、有機JAS認証を取得し、有機農業に取り組んでいます

2011年1月31日月曜日

種苗交換会

有機農業研究会主催種苗交換会に参加した。

もともと野菜の種は各農家が種採りしていたが現在は種会社から購入するのが一般的になっている。

しかし種を採り続けるとその土地に合った生命力の強い野菜ができる。
大企業に種を独占されないためにも自家採種は大切なことだと思う。

アメリカで自家採種を禁止するというとんでもない法律が持ち上がっている。もし法制化すれば種採りすれば犯罪者ということだ。戦後、麻の栽培が禁止されたときも相当な反発があったと思うが、喉元過ぎれば熱さ忘れるではないが今では大麻イコール犯罪というイメージが一般的には完璧に出来上がってしまっている。人間が自然と調和した生き方を踏みにじる法律が権力者の手によって平然と行われることは悲しいことだ。

「自家採種入門」の著者中川原敏雄さんの話しはどれも心に響くものだった。

種採りの技術や手間を考えると簡単ではないが、まずは種採りし易い野菜から始めてみたい。

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