長野県小川村で、有機JAS認証を取得し、有機農業に取り組んでいます

2010年9月4日土曜日

自分への問い

素晴らしい古民家が見つかった。
ただし隣りの中条(旧中条村)で。

きこりのおっくんが中条の古民家を改修しているのだが、そこの大家さんの親戚の家が空いているという。
おっくんが借りることになる家のすぐ近くだ。
数日前、その大家さんが来てくれ3人で見に行った。

見に行く前までは小川村を出るのは有り得ないと思っていて、でも一応見に行くだけ見に行ってみようというぐらいのつもりだった。

空き家になってから年数経っているし、どんな状態か分からないからあまり期待しないでという話しだったが、実際中に入り3人ともびっくりするほど程度が良かった。
屋根も壁も土台もしっかりしているし、日当たりも抜群でロケーションも素晴らしい。そして立派な蔵もある。田んぼも畑もすぐ目の前だ。
家の周りの草や雑木は荒れ放題になっているが、整備すれば相当気持ちよい場所になるだろう。

その家の持ち主は管理に困っていて使ってくれる人がいるなら喜んで貸したいという。

なぜ小川にはそういう話しがないのか?

この1年暮らしてみていろいろ見えてきたことを自分なりに考えてみた。

まず小川村は崩壊してないということ。
隣りの美麻、中条、鬼無里は村として立ち回らなくなり、地域が崩壊している。自立も難しく結果、長野市や大町市との合併を選んだ。 
その点、小川村は全国的に有名なおやきの小川の庄があったり、長野や大町との距離感、ふもとに役場や小中学校、住宅などが密集している立地条件などが重なり村として機能している様子がある。
住民にも活気があり村の行事や地区の寄り合いなど盛んだ。

誰でもいいから来てくれというよりは気持ちの中にまだまだ余裕があるのだろう。村としてやっていること自体はとても魅力的で合併を選ばなかった小川村が好きだ。しかしこのままでは10年後、村として存続していけるかというと疑問だ。
人の気持ちや価値観が変わるのはとても難しく、ある程度世代交代が進まないと現状は変わらないだろう。

あとは美しい村百選だとか北アルプスの景観だとかおやきだとかで全国的に名が通っているので、欲をかいてる人も多そうだ。
以前、賃貸の交渉をしたら有り得ない値段の家賃を言われたりもした。

結局そんな値段で借りる人はいなく人が住まない家は傷んでいくだけ‥


これから先、自分がどこで地に足つけ生きていくのか?
自分にとって一番大切なのこととは何か?

今とても問われている。

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